「書道」と「習字」の違い
2018/03/19
初心者の方も書道教室で上達|「書道」と「習字」の違い
美しい字は見た人に好印象を与えるものです。
また、文字にはその人の人格や感情が表れるとも言われていますので、自己表現の一つとして書道を始めてみてはいかがですか。
当書道教室では、習字ではなく芸術としての書道を基本から学ぶことができます。
はじめて習う方に対しても書道でありたい
ほとんどの方は、子どもの頃に学校の授業や習い事などで習字をした経験があると思います。大人になってからも、趣味や教養のために書道教室に通っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くの方が呼び名が違うくらいで「習字」=「書道」と思っていらっしゃることでしょう。習字と書道は少し違っていると私は考えます。その違いを 知ることで、これまで以上に書の世界を楽しむことができると思います。
書道とは
書は形と線の芸術です。形だけではなく、一本一本の線質、筆法も大切です。文字の歴史や書の歴史、ひとつひとつの字を学ぶことの時代的背景や残した人たちのことを知ってみたいと思いませんか。
碑文を拓本にとって習いやすいように本にしたものを法帖といいます。肉筆で残されたものもあります。古い方たちの残したものをもとに、基本的な形や線を学びましょう。篆・隷・楷・行・草いろいろな古いすばらしいお手本があります。
それを知って書くときのポイントなどを学びます。その線を出すための筆の使い方(筆法)を学びます。書道にはそういう楽しみがあります。このようにする学習法を臨書といいますが、ただ字の形だけでなく、古の筆者の心まで感じて書けるように深めていきたいものです。
美しい字を習う「習字」
習字の目的は、美しく正しい字を書くことです。文字の美しさを表現する書道とは異なり、習字は実用的なものであり、きれいに整った字を書くことに重きを置いています。
学校の授業や習字教室では、お手本通りに字を正しく・美しく書く練習をします。同じ文字を何度も書いた思い出をお持ちの方も多いでしょう。
習字によって何度も繰り返し練習することで、きれいな整った字を書けるようになり、上達します。
そういうこともとても大切なことです。
パソコンが普及している現代では、字を書くということ自体が少なくなりつつありますので、意識的に字を書く習慣を身につけたいものです。年賀状や御祝儀の名書きなどに、筆をとってみるのも良いでしょう。
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